救える命を救いたい
〜私達にできること〜
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助かる命 助ける使命 安心を築く
読売新聞に、岐阜県のドクターヘリについての記事が載っていました。
(ところどころ省略させてもらっています)

岐阜発ドクターヘリ 「救急は、座して患者を待っていては駄目だ」

暮れも押し迫った昨年12月27日。岐阜大医学部付属病院の高次救命治療センター(岐阜市)に、救急隊から連絡が入った。「高山市内で作業事故です。患者は50歳代女性。指を根元から切断しています」。当番医はフライトジャケットを羽織り、医療器具の入った赤いリュックをつかむと、屋上のヘリポートへ走った。
 ヘリは約200キロの距離を、女性を収容して、わずか50分で往復した。女性はすでに大量に出血。激しい痛みに時折、うめき声を上げたが、機内ではヘリのローター音にほとんどかき消された。着陸すると、ストレッチャーに乗せられた女性は、専用エレベーターで1階の治療室へ一気に運び込まれた。

 24時間体制の同センターは現在、常勤医師26人、看護師約80人。山間地が8割以上を占める岐阜県で、全域を約30分でカバーするヘリの出動回数は年間80回を超え、抜群の機動性を発揮している。 運用が始まって3年半。ドクターヘリの担当は当番制で、ほかの救命医と同様、自らもヘリに乗る。センターでの指揮や急患の治療などもこなし、仮眠もできないまま、昼夜、ぶっ通しで現場に立つことも珍しくない。

 ただ、課題はある。運航は昼間に限られ、悪天候では飛ぶことができない。
 
 救急の現場を巡っては、昨夏、奈良県の妊婦が9病院に受け入れを断られ、死産したことをきっかけに、患者のたらい回し問題がクローズアップされている。年末には、救急搬送中の大阪府の女性(89)が30病院に受け入れを拒否された末、死亡した。そんな記事を見るたび、「これからの救急の課題は情報だ」と痛感する。
 現場と病院が情報を共有すれば、患者のたらい回しをなくせ、治療時間もさらに短縮できる。 救急隊員からの音声情報を文字に変換して病院へ送信する一方、事前に入力された当番医などの情報を基にコンピューターが受け入れ先の病院まで誘導する――。工学部教授と連携し、研究してきたソフトがようやく完成。昨年8月には、岐阜市の防災訓練で試験運用され、県外の消防本部からも「実用化したい」と問い合わせがあった。


ドクターヘリの全国配備を目指す特別措置法の施行について、元警察庁長官で、ドクターヘリの普及活動を続けるNPO「救急ヘリ病院ネットワーク」の国松孝次理事長(70)にインタビューし、今後の課題などを聞いた。
  国は01年度から、救命救急センターがドクターヘリを配備する場合、年間経費1億7000万円を上限に国と都道府県が半分ずつ補助する事業を始めたが、自治体の財政難から配備は進まなかった。このため特措法では、補助制度に加え、民間から寄付を募って基金を創設する制度を盛り込み、各自治体の財政負担の軽減を図っている。
 また、課題には、「財源と救急医の確保」を挙げ、「財政規模の小さな県にとっては約1億円の負担は小さくないが、命を救うという観点で、判断してほしい」と付け加えた。
 同ネットワークによると、救命救急センターへの平均搬送時間を試算した結果、各県の同センターの整備状況によって、最大6倍の差があるという。最短は東京都の約15分、最長は長崎県の約90分で、東海3県では愛知約25分、岐阜約30分、三重約60分。
 国松さんは「住民にこうした実態を知ってもらい、救急医療についての議論を深めることも重要だ」と強調。「ドクターヘリを使えば救命率が高くなり、予後もいい。医療費も安く済むという研究結果もある。各自治体は早急に検討会を設置するなどしてほしい」と呼びかけている。
http://chubu.yomiuri.co.jp/news_top/080104_1.htm


このブログでも、何度かドクターヘリの記事を紹介させてもらっています。
まだまだ課題は多くありますが
早い処置により1人でも多くの命を救える存在。
50機あれば、全国をフォローできます。
配備にかかる資金も
1機2億と考えて
50機で100億
それを人口で割ると、
一人当たり年間80円の負担で済みます

普及が望まれますね




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